立花義正『あなたも株のプロになれる』

もう何回読んだかわかりませんが、また立花さんの本を読み返しました。
最も貴重なのが、やはり売買譜。
当初はよくわからなかったのですが、これは読めば読むほど「凄い」と感じます。

  • 基本を守りながら、かつ、こだわりが少ない
  • 玉の出し入れで繊細に相場の波を感じ、行動を修正していく

カンタンに言ってしまうとこういうことなのですが、これができないんです。


立花さんの売買は、場帖・グラフでの感覚もさることながら、むしろ「建玉ドリヴン」という
面が強いような気がしています。
すなわち、「建てた玉が自分自身を導いてくれる」といったものなのかなと。
その感覚を優先させることができるから、相場観を修正することができるのかもしれません。


それに比べ、ボクにはまだ、玉の「買った感じ」「売った感じ」がわかりません。
無論、場帖・グラフの捉え方も、まだまだひよっこです。
ハテ、自分はここまでの水準になることができるのか、と自信がなくなりました(笑)


と言っても始まらないので、とにかく続けること。
うねり取り(リズム取り)を開始してから、およそ1年が経過しました。
自分の成長を感じられる機会は多くはないのですが、やってきたことの手ごたえはあります。
結果へのこだわりを減らし、過程を大切にすることが成果を生むと信じて修練していきたい
と思います。